十三でゆるっと過ごす、大人の癒され旅。

■十三って、どんな街?
「十三」と書いて“じゅうそう”。大阪の人ならおなじみの地名ですが、初めて見る方はだいたい読み方に戸惑います。
梅田から電車でたったの1駅、所要時間わずか5分。だけど、降り立った瞬間に広がる空気は懐かしい下町という感じでほっこり
小さな飲み屋が連なる昭和レトロな路地、カラオケスナック、昔ながらのうどん屋にパチンコ屋。十三はまさに「ディープ大阪の縮図」といっても過言ではありません。
でも、ここの本当の魅力は“人のやさしさ”。肩ひじ張らずにいられる、妙な安心感があるんです。
地元のおっちゃんが知らん顔でうどんをすする横で、若いカップルがのんびり歩いてる。気取らず、でもどこかあたたかい。そんな街が、十三です。
という事で今回はそんな十三の魅力についてまとめていきたいと思います。
■喜八洲総本舗のみたらし団子
十三といえば、喜八洲総本舗のみたらし団子
十三を語るうえで、どうしても外せないのが「喜八洲総本舗(きやすそうほんぽ)」のみたらし団子。
地元民なら誰もが知る名物で、いつも長蛇の列を生み出し十三民に愛されています。
注文が入ってからその場で炙ってくれるスタイル。
目の前で香ばしく焼かれていく団子に、たっぷりかかった熱々のタレ。
甘じょっぱさが絶品で一度食べたら病みつきに
しかもみたらし団子1本120円という気軽さもあって、買い食いにはうってつけです。学生からお年寄りまで幅広い世代に愛される名物です。
十三の街歩きにちょっと疲れたとき、ふらっと立ち寄って1本。
これだけで、不思議と元気が戻ってくるんです。
ちなみに、店内には他にも酒饅頭やきんつば、あずきソフトなど、和スイーツ好きにはたまらない品揃え。
でも、はじめてならまずはやっぱり「みたらし団子」がおすすめ。
■ねぎ焼発祥のお店【やまもと】
十三グルメといえば、団子だけじゃありません。
実はここ、ねぎ焼発祥の地でもあるんです。
その名も『ねぎ焼やまもと』。
昭和30年代、十三の地で生まれたこの味は、今や大阪名物の一角を担う存在に。
お好み焼とはちょっと違う。いや、全然違う。
主役はたっぷりの青ねぎ。そこに牛すじやこんにゃくを加え、特製の醤油だれで香ばしく仕上げる。
シンプルなのに、えげつないくらいご飯が進む、まさに“おかず系粉もん”。
鉄板から立ち上る香りに、もう待てない。
カウンター越しに手際よく焼いてくれるスタッフの動きを眺めているだけで、自然とお腹が鳴ってしまいます。
店内はいつもにぎわっていて、地元のおっちゃんやカップル、ファミリーまで、幅広い層に愛されています。
ちなみに、十三本店は阪急の駅から徒歩数分。
アネステ十三本店からもすぐ近くなので、施術後の“お腹も満たしたいタイム”にもぴったりです。
癒しで心を、ねぎ焼で胃袋を満たす。
十三って、ほんまにええ街やなぁ…と、しみじみ思えるひとときがそこにあります。
■十三のディープゾーンしょんべん横丁
十三という街の“素の顔”に触れるなら、外せないのがここ
その名も「しょんべん横丁」。
一度聞いたら忘れられないこの名前。
正式名称ではないのに、地元民も観光客もみんなそう呼ぶ、まさに十三の象徴的存在です。
場所は阪急十三駅の東口を出てすぐ。
数十メートルにわたって小さな飲み屋がぎゅうぎゅうに並び、昭和のまま時が止まったような光景が広がります。
細い路地を進めば、焼き鳥の香り、ホルモンを焼く音、そして常連さんたちの笑い声。
カウンターだけの小さな店がほとんどで、「ひとり飲み初心者」にもぴったりな雰囲気。
ここでは、肩書きも年齢も関係ありません。
スーツ姿のサラリーマンが一人でちびちび飲んでいたかと思えば、隣にはジャージ姿の地元民。
そんな光景が、なんとも心地いいんです。
一見ディープすぎて入りにくそうに見えるかもしれませんが、
「いらっしゃーい!空いてるでー!」と声をかけてくれる大将の笑顔に、すぐ緊張もほぐれます。
たまにはこういう空間で、何も考えずに飲む夜も悪くない。
アネステで癒されて、しょんべん横丁で一杯引っかけて帰る
そんな“大人の十三満喫コース”、ぜひ一度試してみてください。
まとめ
どうでしたでしょうか?まだまだ紹介しきれていないスポットはたくさんありますがこれが十三というほっこりする下町感のある街。
十三に来られる際はたくさんのお店に足を運んで人のあたたかさにどっぷりと浸かってリフレッシュしてください♪